10月25日東京都内某所にて開催された。2013アマチュア最強位の俺としては、ファイナルワークだ!不測の事態(欠席者)の代打ち(黒子)に備えつつ、ゲスト解説者の席を狙うものの、与えられた仕事はレポーター。1時開始の2時間前から会場入りし、リハーサルを重ねて本番へ。ニコ生ご覧の通り、まあ無難にこなしたってところか!(主役は選手だかからよぉ!そこはわきまえてるぜ)

A卓の選手が出揃ったのが、12時前。以下、ざっと紹介するぜ!
【東北最強位】越前 琢磨さん(以下、『ドラ嫌(けん)』)
ご存知、昨年に続いて登場のドラ早切り王だ!(1列目のドラ切りは『仙台切り』と呼んでるぜ!)1年振りの再会で、昨年の予選A卓オーラスで俺への⑤ピン(マンガン)振り込みの話がはずんだ。昨年のリベンジといけるか?
【東京最強位】竹下 亨さん(以下、『TD(タクシードライバー)』)
最多600名超の予選を勝ち抜いた運と実力の持主だ。ここ最近は牌を握る機会も少なかったとのことで、全盛期の力をどこまで発揮出来るかがカギだ!俺と全く同い年のアラフィフ。ちなみにドラ嫌がひとつ上の最年長。風貌からは8名で最もオーソドックスな打ち手と見受けたが。名前の通り、索子(たけ)の下(1~4索)がとおるか、あたるかが見所だぜ!
【中部最強位】本田 雅也さん(以下、『肉団子』)
出ました~!! 100キロを優に越える巨体。プロ雀士を含めても最重量の超ヘビー級だ!
アラサーにしてこの肉厚。まさしく麻雀牌が小さく見えるぜ!
まあ体のことはこの位で。麻雀に関しては理論派で、控室でも(比較的静かな中)圧倒的にしゃべるしゃべる!フリーで大勝ち大負けした時はメンバーさんが大変だろうな。
【近畿四国最強位】丹羽 和徳さん(以下、『死神』)
俺が一押しの死神だ!俺がゲスト解説席に座った近畿四国決勝は、オーラストップと3万点近い差を捲ったんだが、その勢いは間違いなくこのステージにもつながると見ているからだ。昨年の俺も近畿決勝で4万点差を捲り、自信満々で東京へ来たからだ!勿論、半荘二回の短期決戦なので、何が起こるかわからない。近畿の連覇がかかってるぜ!
【A卓】
東場は静かな展開。南場に入り、ドラ嫌が抜けだし4万点近くいき、ハイライトを向かえる。ドラ嫌親番で清一ドラ1のインパチ(36索待ち)を張り、万子の混一を張っていたTDが掴んだのがドラの3索。「タケ下通るっ!」とはいかず、撤退。これに②⑤⑧ピンでヤミっていた死神が7索を掴み、叩き切っての立直!(⑧ピンはドラ嫌の現物だけにヤミだったが、さすが死神!勝負にイった)そして、ドラ嫌が⑤ピンを掴み満ガン放銃。(ドラ嫌はこの後手が入らず3着に沈む。「今年も⑤ピンにやられた~!」と)
TDは終盤ハネ満、2600オールと和がって二着ゲット。トップは南場の親番でしっかり固めた死神が。見せ場がなかった肉団子は悔し~箱ラスに。(キャラは申し分なし。いつの日か体重以外でも頂点に!)
死神は前評判通り、攻める麻雀を貫き通した。また、確実にロン牌を止め、勝負手をしっかり和がり切るTDは明らかに風が吹いてきている。
続いてB卓の紹介だ。
【北海道最強位】窪田 勝彦(以下、『寿ボーイ』)
アラサーの新婚さんで新妻と上京。まさに、「新婚さんいらっしゃい!」状態。麻雀を覚えたのは遅く雀歴は四年程度と。しかし、あの『北海のレーザービーム』末坂前北海道最強位を箱ラスに追い込んだだけのものは持っているはず。打撃系打ち手の多いB卓では苦戦を強いられるのは必至。新妻の元へ優勝の報告は出来るのか?
【関東最強位】一柳 祐樹(以下、『鬼武者』)
鬼武者の鬼は顔からではなく(失礼!)、雀鬼流の打ち手であるかららしい。本人はあえて雀鬼流は公言しないとのことだが、その迫力は十二分に伝わってきている。関東決勝では昨年の予選B卓を湧かせた松崎前関東最強位を退け、このステージに。控室では終始言葉少な目で、場を盛り上げようとする俺とは対極の存在だった。ドクターとのワンツーは考えにくい。打撃戦をどちらが制するか?
【中国最強位】時岡 史明(以下、『ドクター』)
近畿四国決勝で死神に敗れるも、翌日の中国で見事連覇を達成したドクターは文句無しに強い。
昨年の予選B卓では3着で敗退し、今年はリベンジなるかってところだが、既に勝ち上がっている死神に対するリベンジも念頭に置いているだろう!「今日優勝したらプロ転向か?」の俺の問いには笑って否定した。死角は勿論無い。
【九州最強位】吉田 尚平(以下、『しょうへい』)
宮崎在住の唯一の学生(四年生)で来春には教壇に立つ予定と。九州の決勝オーラスは全員2万点台のシビれる状況で立直を受け、カン五万からカン三万に待ち変えした瞬間に出和がる紙一重の勝利だった。当然俺のオッズも高いが、それ以上にしょうへいのキャラは注目大だ!未来の生徒には中国語の勉強をみっちり頼むぜ!
【B卓】
鬼武者が放銃を繰り返し、徐々に後退していくのと逆にドクターが着実に点棒を重ねる展開。しょうへいが序盤以降、受けに廻らされ勝負手が来ない。勝負の趨勢が決まったのは、ラス前に寿ボーイが和がった三千六千だ!(ハイテイツモタンヤオドラ4)オーラス、しょうへいがラス親の寿ボーイ(2着目)を捲るには、ハネ満ツモが必要。トップのドクターが千点のチーテン(カン七万)を入れ、終局感漂うところへ役無し(カン二万)をテンぱった親の寿ボーイが何と立直。(ドクターとは、4600点差で裏か一発が必要だ。ていうか、2着止めでしょ!)一瞬俺やA卓のギャラリーも事件を期待(?)したが、すぐにドクターが七万をツモってラスト!平穏無事な結末にやや安堵の声が上がった。
ということで、決勝進出は『TD』『死神』『寿ボーイ』『ドクター』の4名。決勝卓の座り順もこのままだ!
以下、後編へ続く。
村上公成 (金曜日, 07 11月 2014 16:21)
ありがとうございます。
ネオ雀鬼流さんは、雀力はともかくネーミングに関しては(原監督調)「捻りという意味でまだ我々クラスとグータッチできるという高さにまで昇りつめてこれてないんではと思いますね。」
同卓楽しみに待ってます!
ネオ雀鬼流 (金曜日, 07 11月 2014 12:54)
村上さんお疲れ様でした。
村上さんは今後のアマチュア最強戦の顔になりそうな気がします。
ぜひ次回予選で打てたらと思います。
時岡さんの強さは異常ですね。
まさにヒクソン・グレイシー級だと思います。
ですのでわたしがTさんの新しい呼び名を考えました。
ヒクソン時岡(T)
または
時岡(T)グレイシー
ちなみに著作権は私にありますので
皆さま宜しくお願いします。(笑)
来年は時岡さんがファイナルで優勝していなければ
私が中国地区で・・・・ともくろんでおります。