京王井の頭線アンダードッグ~第二話(小島レボリューション)

※以下は想像を描いた物語、つまりフィクションという体

もとい形でお楽しみください。

 

━━━━

 

階段の上の方から声が聞こえる。

 

Yプロ「最強戦予選頑張って」

 

その人は自身の麻雀教室に参加した生徒(トキワさん)の応援のため

 

最強戦予選(アマチュア)会場まで出向き

中には入らず入り口前の階段に腰掛け笑顔で言った。

・・・

 

 

その日から時はふた昔ほど遡る。

 

小島は変わらず高田馬場にも通っていたが、

近代麻雀に広告が載っている雀荘に手当り次第突撃していた。

 

その新しくオープンした総武線沿線の雀荘も近代麻雀の広告の中の一店で、

学校からも家からも決して近くはなかったが、

通う頻度が月に数回ペースから

週一、、、そして週六と高くなっていった。。

 

夕方前には満卓になり卓に着けるまで一時間以上、

待ち人が10人以上居るのも珍しくなかったが、

お店のコンセプトである駄菓子を食べながら

近代麻雀や麻雀漫画を繰り返し読んでゆっくり待つのが日課だった。

 

小島のみならず多くのフリー雀荘ファンが惹きつけられた理由の一つとして、

店内の外周を囲むように椅子が置いてあり

待ち人は順番にずれて隣の椅子に座っていくのだが、

ちょうどゲーム中の卓の後ろ見が可能であった。

当時は今のように麻雀大会も頻繁ではなく(小島が知らないだけかもしらないが)

アマチュアにとって珍しい

「ギャラリーを背負って打つ」というのも人気の要因だったように感じる。

 

そして従業員の方は店長兄弟以外

全て女性スタッフ(かなりかわいい)

も人気爆発に拍車をかけた。

 

小島は学生ながら車を買ったのも雀荘Yに思う存分通うため、

学校を卒業したその日も

卒業証書片手に向かっていた。

 

毎日のように通っていたので、顔見知りの客もやはり増えていったのだが、

多数の常連客の中でも一際背が高く、精悍な顔立ちで目を引く

端的に言うとモデルのような若者Yさん(20代前半位だろうか)が居た。

 

Yさんの雀風はかわし手や迷彩を多用するようなタイプではなく

シンプルに腰の座った強化系だったと記憶している。

 

ある日の対局中、自分は確か以下のような立直をかけた。

※麻雀画像変換ソフト 2334ちゃんより

 

 

受けるYさんからは全ツッパーの切り出し。

ただYさんからの(小島の手に危険牌に見えそうな)5p切りの際に

少しだけ違和感(ちょっと嬉しそう)があった。

 

・・もしYさんがドMでないとするならば、、

 

小島にある予感がよぎった。

 

終始強い牌を通し海底牌を打ち切ったYさんより「何待ち何待ち?」

 

小島「同じ待ちかも」

 

お互いカン8p待ちを見て笑った。

 

 

 

毎日が楽しい日々であったが、

新卒で入った会社の仕事が忙しくなり(夢の5時〜9時勤務)

立ったまま寝られるほどになってしまった。

麻雀自体はかろうじて続けていたものの雀荘Y通いから職場のある渋谷の雀荘へと移っていった。。

 

 

 

それから十数年、、

 

 

 

奇しくも小島は長い時を経て

同じ会場の控え室から

拳を握りしめYさんを応援していた。

麻雀最強戦2019

「サバイバルマッチ」より

 

 

その当時の若者Yさんは

麻雀プロになっていた。

 

 

 

「ここはそういう場所だから

自分を信じて」

 

 

大和さんは周囲から歓喜の連絡が多数入っている中じっと待ち、

ファイナル抽選会に向かう小島にそっと言った。

あれから十数年経ってわかったこと。

当時間違った認識だった事が一つだけある。

 

 

 

 

 

 

大和さん、、

もしかしたらドMさんなのかもしれない。。

大和チャレンジ2020も応援しております。

 

ともにファイナルに行けたら最高過ぎますね

( •̀∀•́ )✧

 

 

続く

 

 

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